2013年 06月 17日
第12回・TOO SHY SHY BOY!
(筆者でさえ)忘れた頃の、実に3年ぶりの更新の『ガトン滞在記'98』です。たいしですこんにちは。
改めて、このブログが何かと言いますと、そもそも自分が中3の頃に、市の海外派遣でオーストラリア・ガトン市へホームステイに行きまして、当時一緒に行ったメンバーと今でも飲んだりちょいちょい集まる中で、自分がみんなより当時のことをやたらと覚えているということで、忘れないうちにブログに書こうというのがテーマでスタートしたわけですが、10年経って鮮明だった記憶は、15年も経つと相当に薄れます(苦笑)
なのでそれらが消えてなくなる前に、なけなしの脳みそを振り絞って書きます。今年こそ書き終える…つもりです^^;
さてサヨナラパーティーの翌日、7日間ほどお世話になったホストファミリーともいよいよお別れの日。僕は早朝に叩き起こされた。目を開けるとホストシスターのナディンの姿が。前回も触れたけど、ナディンと僕はやたらとドライな関係。この日の別れの挨拶も幾分ストレートで、
「さよなら、また会いましょうね」
的な一言を、笑顔でさらりと言い残し立ち去りました。いわゆる欧米映画に見られるHug&Kissみたいなアクションまるで無し。いきなり起こされ寝起き全開の僕も「See you…」と伝えるのがギリギリで、日本のシャイボーイと豪国のシャイガールの別れのやり取りは、1分程で終了。
ロッキャー高校に集合して、ホストファミリーともここでお別れです。異国の地で何日間もずっと一緒に過ごしたのに、下手すりゃ一生会えない人がいるという感覚は、みんなあの年齢にして初めてだったんではないでしょうか。涙を流す人も多い中、自分はと言うと、先述した様々な過酷なエピソードの末に、この頃なかなか疲労が困憊しておりまして、またここでもシャイだったワタクシ、結局泣かずにお互い笑顔でフランクにお別れ。まあ、これはこれでありでしょう。本当にお世話になりました。
一同はガトン市を離れ、ブリスベンの街へ移動。少し買い物をする時間が与えられて、男子何人かでデパートへ。おもちゃ屋さんを覗いてみたら、ジャパニーズのソウルを激しくくすぐるシロモノを発見!
たまごっち(English ver.)
当時まだまだ人気を博していて手に入りにくかった国民的玩具が、こっちではワゴンセールしてました。買うしか無いでしょう。
単体販売は日本円で¥500くらいで、『HIMIKO』という、卑弥呼に酷似した謎のキャラクターを育てるゲームが抱き合わせだと¥1,000くらい。申し訳ないけど『HIMIKO』はいらないので、たまごっち単体で購入。
帰国前夜はこの辺りのホテル『NOVOTEL』に宿泊することに。部屋割りがあらかじめ決まっていて、6人しか行かなかった男子は2人ずつに分かれることに。H中のスグルくん&KH中のツヨシくんコンビ。HI中のコータくん&OI中のワタルくんコンビ。そしてA中のマツモトくん&N中オレコンビ。部屋割りした先生、各々のキャラをよくわかってるなぁという感じです。
今回の旅で食事の味の違いには苦労した僕も、ホテルの夕食はなかなか美味しくて、食後もヤロウ数人でお決まりの女子部屋へ訪問したりとなんとも男子中学生らしい時間を過ごし、部屋に戻ってシャワーを浴びて就寝。朝起きたら支度をして、ベッド脇にスタッフさん宛にチップを置きます。これは海外ならではの感覚ですな。そしてベッド脇にはメモ帳が。そこで同部屋のマツモトくん。ペンを取り一言書き綴りました。
“F××K Y×U !”(当ブログ自主規制)
たいし「さすがにこれはヤバいっしょ!」
マツモト「だいじょーぶだよ。日本人はユーモアが足りないんだよ。」
いやいや、もはや自分がシャイだとかジャパニーズだとか、そういうレベルの話じゃない。冗談で済めばいいが、もしホテルから市につまらないクレームとか入って、後々市役所に呼び出されたりしたらどーすんのよと、たいし少年は真面目に不安になり、帰国後一週間くらいは密かにビビってたことを書いとくぜ、マツモトくん。
次回は最終回(予定)!ちゃんと年内に書きます。
改めて、このブログが何かと言いますと、そもそも自分が中3の頃に、市の海外派遣でオーストラリア・ガトン市へホームステイに行きまして、当時一緒に行ったメンバーと今でも飲んだりちょいちょい集まる中で、自分がみんなより当時のことをやたらと覚えているということで、忘れないうちにブログに書こうというのがテーマでスタートしたわけですが、10年経って鮮明だった記憶は、15年も経つと相当に薄れます(苦笑)
なのでそれらが消えてなくなる前に、なけなしの脳みそを振り絞って書きます。今年こそ書き終える…つもりです^^;
さてサヨナラパーティーの翌日、7日間ほどお世話になったホストファミリーともいよいよお別れの日。僕は早朝に叩き起こされた。目を開けるとホストシスターのナディンの姿が。前回も触れたけど、ナディンと僕はやたらとドライな関係。この日の別れの挨拶も幾分ストレートで、
「さよなら、また会いましょうね」
的な一言を、笑顔でさらりと言い残し立ち去りました。いわゆる欧米映画に見られるHug&Kissみたいなアクションまるで無し。いきなり起こされ寝起き全開の僕も「See you…」と伝えるのがギリギリで、日本のシャイボーイと豪国のシャイガールの別れのやり取りは、1分程で終了。
ロッキャー高校に集合して、ホストファミリーともここでお別れです。異国の地で何日間もずっと一緒に過ごしたのに、下手すりゃ一生会えない人がいるという感覚は、みんなあの年齢にして初めてだったんではないでしょうか。涙を流す人も多い中、自分はと言うと、先述した様々な過酷なエピソードの末に、この頃なかなか疲労が困憊しておりまして、またここでもシャイだったワタクシ、結局泣かずにお互い笑顔でフランクにお別れ。まあ、これはこれでありでしょう。本当にお世話になりました。
一同はガトン市を離れ、ブリスベンの街へ移動。少し買い物をする時間が与えられて、男子何人かでデパートへ。おもちゃ屋さんを覗いてみたら、ジャパニーズのソウルを激しくくすぐるシロモノを発見!
たまごっち(English ver.)
当時まだまだ人気を博していて手に入りにくかった国民的玩具が、こっちではワゴンセールしてました。買うしか無いでしょう。
単体販売は日本円で¥500くらいで、『HIMIKO』という、卑弥呼に酷似した謎のキャラクターを育てるゲームが抱き合わせだと¥1,000くらい。申し訳ないけど『HIMIKO』はいらないので、たまごっち単体で購入。
帰国前夜はこの辺りのホテル『NOVOTEL』に宿泊することに。部屋割りがあらかじめ決まっていて、6人しか行かなかった男子は2人ずつに分かれることに。H中のスグルくん&KH中のツヨシくんコンビ。HI中のコータくん&OI中のワタルくんコンビ。そしてA中のマツモトくん&N中オレコンビ。部屋割りした先生、各々のキャラをよくわかってるなぁという感じです。
今回の旅で食事の味の違いには苦労した僕も、ホテルの夕食はなかなか美味しくて、食後もヤロウ数人でお決まりの女子部屋へ訪問したりとなんとも男子中学生らしい時間を過ごし、部屋に戻ってシャワーを浴びて就寝。朝起きたら支度をして、ベッド脇にスタッフさん宛にチップを置きます。これは海外ならではの感覚ですな。そしてベッド脇にはメモ帳が。そこで同部屋のマツモトくん。ペンを取り一言書き綴りました。
“F××K Y×U !”(当ブログ自主規制)
たいし「さすがにこれはヤバいっしょ!」
マツモト「だいじょーぶだよ。日本人はユーモアが足りないんだよ。」
いやいや、もはや自分がシャイだとかジャパニーズだとか、そういうレベルの話じゃない。冗談で済めばいいが、もしホテルから市につまらないクレームとか入って、後々市役所に呼び出されたりしたらどーすんのよと、たいし少年は真面目に不安になり、帰国後一週間くらいは密かにビビってたことを書いとくぜ、マツモトくん。
次回は最終回(予定)!ちゃんと年内に書きます。
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by taishi-98summer
| 2013-06-17 17:05